ここでは、今年3月に発表された調査結果(※)から、広告可能な医師の専門性に関する資格等(以下、専門性資格等)を取得している、診療所に従事する医師の数をみていきます。
上記調査結果から、2022年末時点の専門性資格等を取得している診療所に従事する医師数をまとめると、表1、2のとおりです。
診療所に従事する医師の6割強が、何らかの専門性資格等を取得しています。最も多いのは総合内科専門医で、消化器病専門医や眼科専門医などが続いています。
男性医師では、総合内科専門医と整形外科専門医が6,000人を超えました。女性医師では、眼科専門医が2,000人を超えました。小児科専門医と皮膚科専門医が1,800人台で続いています。
次回の調査結果では、どのように変化しているでしょうか。
(※)厚生労働省「令和4(2022)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」
日本国内に住所があって、医師法第6条第3項により届け出た医師、歯科医師法第6条第3項により届け出た歯科医師及び薬剤師法第9条により届け出た薬剤師の各届出票を集計の対象とした調査です。2つ以上の資格を取得している場合は、各々の資格名に重複計上しています。詳細はリンク先ページの13表から確認いただけます。